橙真ブログ雑文館 十角館のトリックについて 忍者ブログ
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『十角館の殺人』を再読しました。
 最初は、ちょっと文章の書き方を参考にしようと思って頁をめくっただけだったのですが、ついつい読み耽ってしまい、結局は最後まで読み通してしまったわけです。
 しかし、この作品はお気に入りなだけあって、いつ読んでも面白く感じます。
 ただ、作者の綾辻さんがあとがきに書いている、メイントリックは小野不由美さん(綾辻さんの配偶者)が考えたというところが、ちょっとだけ気になりました。
 小野さんが、あの衝撃的なラストを考えたというなら、結末の意外性にこだわっているのは、綾辻さんだけじゃないということになるのかなと思いますし、それどころか綾辻さんにも引けを取らないトリック案出力だなとも思えるんですよね。
 メイントリックというのが、何を指して言っているのかにも依りますが、あの意外性のある場面は、綾辻さんが案出したものだと思いたいというのが本音です。
 どこまでが綾辻さんの考えたトリックなのかというのが、やけに気になってしまいました。
 もしも、犯人が誰で、どんなトリックを仕かけて読者をだまそうとしたかまで小野さんが考えたというなら、あの衝撃的な一行は、綾辻さんじゃなく小野さんの力だということになってしまい、なんとなく複雑な気分になってしまいます。
 どこからどこまでが綾辻さんの考えたものなのか、それが知りたいものです。
 綾辻さんが何かの拍子にこの文章を目にして、僕の疑問に答えていただけたらいいんですけど、それはさすがに叶わない希望でしょうね。
 犯人が誰で、どんなトリックを仕かけるかまで考えたのが小野さんだったら、綾辻さんの性格(僕の勝手な憶測ですが)からして、合作として発表されていたとも思いますが、真相は作者しか知りません。
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