橙真ブログ雑文館 有栖川作品のこと 忍者ブログ
 くだらないことを雑多に書いている駄ブログです
[220]  [219]  [218]  [217]  [216]  [215]  [214]  [213]  [212]  [211]  [210
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 すでに何度か書いてますが、僕が一番好きな名探偵は、有栖川有栖さんの江神シリーズに登場する、江神さんです。
 英都大学推理小説研究会の部長であり、卓越した推理能力を持つ彼は、物語の語り手であるアリスからすると、非常に頼りがいのある先輩だと思います。
 江神シリーズの長編最新作となる『女王国の城』でも、見事な推理で事件の真相を突き止めるのですが、犯人が判明したときのセリフ、「判った」や、犯人を指摘するときの「一人はあなた」、「一人は彼」、「もう一人は、あなた」といった一連の流れは、とても恰好良く映りましたね。

 有栖川さんの作品には、江神シリーズの他にもうひとつ、火村英生というキャラクターが探偵役をつとめるシリーズがありますけど、こちらも江神さんとはまた違った魅力を持ったキャラクターで、僕は嫌いじゃありません。火村英生も恰好良いです。
 作品数は、火村シリーズの方が多いのですが、まだ読んでない作品がたくさんあるので、早く読まないといけないなと思ってます。

 さて、最近の読書事情はと言うと『そして二人だけになった』を延期して、海外物の『九マイルは遠すぎる』を読了しました。
 この本は短編集ですが、個人的には表題作の『九マイル』が一番好みでしたね。
 次は、有栖川さんのエッセイ『有栖の乱読』で高評価されていた、G・K・チェスタンの短編集『ブラウン神父の童心』でも読もうかなと考えてます。
PR

Comment
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントありがとうございます
マツナミさんは、有栖川末期ですから、有栖川作品のことが書いてあると無視できないんですね。
僕としても、それでコメントがいただけるのは嬉しいです。
火村シリーズは、まだ四冊くらいしか読んでないので、早く未読の分も読まないとなと思ってます。
僕は江神さん大好きですけど、火村も恰好良いですよね。
「アブソルートリー」とか、何故か印象に残ってるセリフだったりします。
マツナミさんが好きな火村シリーズの作品というと何ですか?
そういえば、新装改訂版の『水車館の殺人』の解説を、旧版に引き続いて有栖川さんが書いてますけど、ご存知でしょうか?
橙真 2009/06/22(Mon)21:20: 編集
やっぱり…
有栖川作品の事について書いてあると嬉しかったり…
末期な自分を改めて確認させられます~
江神さんも素敵ですよね。(も、ってゆーのは、私がヒムラーだから)

そういえば、この書き込みは初めて携帯からしてます。このサイトが携帯からでも見られることがわかったので、これからはちょくちょく遊びに来れそうです。
私も、色々と読みたい本が…
なかなか読めなくて辛いです(涙)
マツナミ 2009/06/21(Sun)18:23: 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
<< 好きな作家 HOME 再観 >>
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
リンク
最新CM
[12/08 橙真@館主]
[12/05 マツナミ]
[06/06 マツナミ]
[04/28 Dr.カノン]
[03/21 マツナミ]
[03/05 Dr.カノン]
[02/28 マツナミ]
最新TB
お気に入りサイト
ブログ内検索
バーコード
忍者ブログ [PR]