橙真ブログ雑文館 日記 忍者ブログ
 くだらないことを雑多に書いている駄ブログです
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 森博嗣先生の、『冷たい密室と博士たち』を読みました。
 前作、『すべてがFになる』に続く、<S&Mシリーズ>の第二長編ですが、個人的には『F』の方が楽しく読めた気がします。
『そして二人だけになった』を読んでいるときにも思ったのですけれど、森作品は淡々と進んでいく中に境界線みたいなものがあり、そこにたどり着くと強く先が気になり、気付くと夢中になって読んでしまうという感じがします。
『冷たい密室』も、真ん中辺りから先の展開が気になって一気に読んでしまいました。
 とりあえず、『S&Mシリーズ』の次作を読んでみたいですが、それは所持していないので買わないといけないんですよね。
 まだ、未読の本がたくさんあるので、どうしようか少し迷っています。
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 どういうわけか、歳を経るに従ってゲームに対する取り組み方が変わってきた気がします。どのように変わったかというと、少し詰まる箇所があったりすると、諦めやすくなりました。なんというか、そこを打破しなくては先にすすめないのですが、打破するための行動を起こすのが面倒くさいのです。
 どうしてこうなったのか、いまいち判りませんが、単純に昔ほどゲームに対して情熱が持てなくなったのかもしれません。もっとも、最近は新作をプレーするよりもリメイク作品を遊ぶ傾向があるため、深くハマるほどのゲームに出合っていない可能性もありますが。
 でも、新作をプレーするにしても、操作方法などを覚えるのが面倒くさいような感じもしますから、やはりゲームに対する姿勢が変わった可能性の方が高いかもしれませんね。
 自分では、現在の一番の趣味はミステリを読むことだと思っているので、ゲームはしなくてもいいような気がしますけれど、そのミステリにしても、ハマり始めた当時に比べると勢いがなくなっているので、ゲームにしても本にしても、情熱が弱まっているのが嫌です。
 これは、年齢のせいなのか、それとも僕自身の気持ちの問題なのか判りませんが、何をするにしても情熱を感じていたいものです。

 森博嗣先生の長編、『そして二人だけになった』を読みました。
 アンカレイジと呼ばれる巨大コンクリート内部のバルブで、外部との接触を遮断され、その中で次々と起こる連続殺人という、ミステリにおける王道の舞台設定が、ミステリファンの興味を惹きます。
 タイトルから判るとおり、アガサ・クリスティーの名作、『そして誰もいなくなった』のオマージュ的作品ですが、展開の早さで先を読ませますね。半分くらい読んだ辺りからは、続きが気になって夢中で読みました。
 事件の真相は、あまり僕が望んだ形で解き明かされはしませんでしたが、楽しく読めたのでよかったです。
 やっぱり、『そして誰もいなくなった』タイプの、次から次々へと事件が発生するような作品は、サスペンスがあって面白いなと思います。

 ディーン・R・クーンツの『夜の終りに』と、コリン・デクスターの『ウッドストック行最終バス』を読みました。
 想像力が乏しい僕にとって、海外ものは場所のイメージなどがしづらかったりするので、あまり得意ではないのですが、『火刑法廷』を読んだ勢いで消化した感じです。
 とりあえず、これで積読を二冊減らすことができました。

 本格ミステリとは何か?
 僕が本格だと思う条件として重視しているのは、
 謎があること。
 フェアな伏線が張られていること。
 論理的な解決がなされていること。
 雰囲気。

 以上の四つです。
 僕の好きな、綾辻先生が重視している結末の意外性については、特に重視しなくてもいいという考えですが、あればなおのこといいとは思っています。
 僕が読んでいるのは、これらの条件を満たしているものばかりなのですが、島田荘司先生の、『龍臥亭事件』だけはちょっと判断に迷う部分があるんです。
 以下、ネタばれしているので、未読でこれから読む予定があるという方は読まない方がいいです。


『龍臥亭』には、地の文で、【二宮佳世は龍臥亭事件から退場した。】こんな記述があります。
 しかし、その後に犯人として登場しているからには、これだけはいまだに反則じゃないかという気がするんですよね。
『龍臥亭』は、なかなか面白い作品だと思っていますけれど、この一点が引っかかるため、本格と言っていいのかどうか迷います。それ以外の部分は、本格的だと思うので、なおさらに……。
 本格だろうと、そうじゃなかろうと、面白ければそれでいいと思わないでもありませんが、ベル・エポックの本格などを読むと、ちょっと考えてしまいますね。
 こんなことを書いておきながら、自分にとって一番大事な判断基準は、雰囲気かなと思わないでもありませんが……。

 ミステリの黄金時代に活躍した作家、ジョン・ディクスン・カーの、『火刑法廷』という本を読みました。
 有栖川先生は、カーの中では、『火刑法廷』がもっとも気に入っている一冊のようで、僕としても不出来な作品だとは思いませんが、個人的にはなんとなく何か物足りないような印象を少し受けましたね。でも、古きよき本格作品を読んだという気がします。
 ミステリというよりはホラー風な展開を見せるラストは、あまり本格っぽくないような気がしますけれどね。

 コメントありがとうございます。

 爪の方は、初日に比べれば痛みも弱くなりましたが、まだ水洗いしているときなどはしみる感じです。
 麻酔。親指のときには、まだ完全に効いていない状態で手術をされたのだと思います。めちゃくちゃ痛かったですから……。
 確認は、今回は一応、軽くではありますがしてから手術しました。親指のときには、「痛い」と言ったら麻酔を追加されましたが、それでも痛かったものの、そのまま続行されました。おそらく、麻酔が完全に効くまで待たなかったのだと思われます。
 今回は前回と違う医師によって手術をしたので、麻酔が効いてくるまでの時間をしっかりと待ってくれた点はよかったです。まぁ、普通は効果が出るまで待つのが当たり前だと思いますが……。
 マツナミさんも巻き爪気味ということなので、参考までに予防法を書いておきます。

 切り方としては、深爪をしないこと。
 爪を丸く切るのではなく、四角にし、角はやすりで削ったりして整える。
 サイズが一杯一杯の靴や、ちいさい靴、ハイヒールなどの踵の高い靴を履かないようにする。

 こういったことが必要みたいです。

 お気遣いいただき、感謝いたします。

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